ご無沙汰しております。GW以降、なかなか釣りに行けてませんです、はい。
いつもは仕事の合間の暇な時期なのですけど、今年はどういうわけか、色々と重なりまして難儀しております。

ですので、はい。いつもの物欲シリーズです。
今回は、オフィスユーカリのホッピン・オールラウンダー 48SULパックです。

なお、以前入手したのは、ホッピンパック 48ULです。グリップに一番近いガイドが壊れて、その後直して、長男に献上しました。

で、今回がSULです。
Sなんですよ。
“S”が付くくらいですから、ULよりもSなのでしょう。それが“Super”なのか、“Strong”なのか分かりませんけど、張りのあるULとは異なるはずです。

そんな感じで以前からモヤモヤしていたので、たまたまヤフオクに出品されたのを機に入手いたしました。
専用ケースもなかったので格安でゲット。期限切れの近いTポイントが貯まっていましたので、さらに安かったです。実費は送料＋昼食代×3回分くらい。

で、はじめにオフィスユーカリ様に謝っておきますと、何も期待しておらずネタとして入手しました。

ブランクス素材の仕様（カーボンとグラスの割合）が、SULもULも変わらないようでしたので、「ぐぬぬ、騙された」とかいうネタにしようかな、と。
しかしながら、別物でした。嬉しい誤算を有り難うございます。
そして、すみませんでした。m(_ _)m

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さて、本題に入ります。


今回入手した全てです。前述しましたけど、ケースはありません。
4本継ぎの4.8ftです。ガイドは7個も付いています。

赤を基調に、グリップのところのブランクスだけ白。センスが良いです。
ガイドの巻き糸も白だと、もっと格好良い感じがします。
なお、カラーは他にもあるようです（5色くらい？）。


見えにくくて恐縮ですけど、こんな感じのロゴマーク。オサレです。

ところで、仕様は次の通りです。

・全長：4.8ft
・仕舞い寸法：40cm弱（38cmくらい）
・推奨ライン：1.5～4lb
・ルアーウェイト：1～5g（1/28～5/28oz）
・生産国：中華

これらはホッピンパック 48ULとの差異は見られません。


ガイドもホッピンパックと一緒のようです。ホッピンパックは急に壊れたので、気を付けましょう。
逆に、壊れたらSicガイドに全部取り替えるというのも魅力的です。


グリップの作りも一緒ですね。この時点で「ホッピンパックが増えた」と思っていました。


継ぎ目です。個体差があるかもですけど、緩い感じがします。なので、フェルールワックスは必須です。
しかし、ガイドの巻き糸とか、予想以上にしっかりした作りです。

目立つ傷とかありませんでした。この竿は良いオーナーに恵まれましたね。今までは。


さてさて、4本繋げて振ってみました。
するとびっくり、意外に柔らかい！
やらかしネタが崩壊した瞬間でした。

グラスロッドほどではありませんけど、ホッピンパック（UL）よりも明らかに柔らかい。
フリップキャストとかやりやすそうですね。できませんけど（笑）。

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こうなると、早く投げてみたい。
なので、仕事を早々に終わらせて、ホームリバーに向かいました。あえて足場の高いところから投げてみます（ドラグはユルユルで）。


リールはダイワのスピンマチックX 500Tにしました。色合いとサイズ的に、こちらが良いかと思っての選択です。
しかし、今ひとつ似合いません。黒が良いですかね？ オートベール・ミニだとリールフットが薄いので、取り付けは難しいですし、PENN Spinfisher 4200SSだと黒金と併せてどこに向かっているのか分からない配色ですし、うーん……。

それはさておきまして、実釣です。
ルアーはその場の思いつきでフェイクベイツSにしてみました。
追い風参照ではありますけど、予想以上にビシバシ飛んでいきます。コントロールも良かったです。
他、スプーンも使ってみましたけど、僕にはフルキャスト前提で2～4gが最適な感じです。上手い人なら1～7gまで自由に扱えると思います。「オールラウンダー」の名称に偽りなしです。

そして、釣果は1時間半ほど投げて2匹！


まずはチヌです。新竿はチヌの洗礼を浴びなければなりません。
18cmくらいでした。
遊んでくれて、ありがとう。


続いてミーバイ。15cmくらい。最初の当たり以外はこれといった抵抗もなく、難なくキャッチできました。
遊んでくれて、ありがとう。

魚とやり取りしている際には、もう少し小魚だと思っていました。竿の柔らかさに対して、感度はそれほど良くないかもしれません。30cm以上の大物が掛かれば感想は違ってくるかもしれませんけど。

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そんな感じで瓢箪から駒で、良い買物をしました。
もう生産していないんですかね？ ホッピンパックよりも、こちらが楽しいと思いますけど。
他にもカラーがあるようですので、もう1本くらい欲しいですね。

ホッピン・オールラウンダーは、幅広いニーズに応えられる竿だと思います。意外と沖縄向けの竿かもしれません。
本州ですと、「アジングやメバリングもやるし、管釣りもする。たまにはバスも釣りたい」という欲張りな釣り人の要求を満たしてくれる竿だと思います。

逆に、ターゲットとなる魚を限定すると物足りなくなって、別の竿が欲しくなるのかも。そうすると、どの場面でも「予備の携帯竿」という位置づけになるかもしれません。

あえて悪く言うと「どっちつかず」で「感度が鈍い」ということになるかもしれません。張りのあるホッピンパックの生産・販売に至ったのも、アジングとかメバリングでの需要が高いからではないでしょうか？

でも、ふにゃふにゃ派の僕としては、ホッピン・オールラウンダーの方を推薦します。感度は経験次第で高まるはずですし。ローテーション入り確定です。
時々思い出したように生産・販売してくれると、ふにゃふにゃ派としては嬉しい限りです。

予想外に楽しい竿なので、海でも川でも楽しめそうです。
今度、ウェーディングで使ってみたいですね。イシミーバイやヤマトビーと遊んだら、すごく楽しそう。


かような感じで当初の想定と大幅に狂いましたけど、これからも人柱となるパックロッド収集に努めたいと思います。


今日はこんなところで。